2018年07月31日

第39回例会「《鳥の歌》−ピアノ編曲で見る断面史」〜講師:宮尾 幹成 2018年10月28日(日) 11:30-12:30

第39回例会 2018年10月28日(日) 11:30-12:30 カワイ表参道Aスタジオ
講師:宮尾幹成(正会員)
-----
「《鳥の歌》−ピアノ編曲で見る断面史」

カタルーニャのクリスマス・キャロルの一つにすぎなかった《鳥の歌》は、パウ・カザルス[1876〜1973年]によるチェロ演奏で世界的に有名になったばかりか、第二次世界大戦後の国際社会において独自の政治的な意味をまとうに至った。

スペイン内戦を避けてフランスに亡命、フランシスコ・フランコ独裁政権下の祖国には戻らず、晩年は米国の自治領プエルトリコを拠点に活動したカザルスは、反ファシズム文化人、平和主義者としての名声が高まるにつれ、国際政治のプレイヤーたちから熱い視線を浴びるようになる。ベトナム戦争が泥沼化していた米国(フランコのスペインとは同盟関係)も、各国の共産主義運動も、フランコ没後に民主化を進めた新生スペイン王国も、カザルスとその代名詞たる《鳥の歌》をプロパガンダに利用しようと画策した。

《鳥の歌》には、カザルスが生きた時代からこんにちまで、さまざまなピアノ編曲の試みも存在する。それらを実演を交えて紹介しつつ、数奇な運命をたどったこの名旋律を少し変わった角度から眺めてみたい。

演奏曲目(予定):
 ホアキン・ニン=クルメル 《トナダ集》より第41番〈鳥の歌〉
 フェデリコ・モンポウ/ホルディ・マソ編 《歌と踊り 第13番》より〈歌〉
 戸島美喜夫 《鳥のうた(カタルニア民謡)》
 寺嶋陸也 《鳥の歌》
 井上鑑 《鳥の歌》
 ハビエル・モンサルバーチェ 《ビクトリア・デルス・アンジェルスを讃えて》 ※連弾
-----

11:30〜12:20 レクチャー
12:20〜12:30 質疑応答

聴講料: JSSPM 会員 500円、非会員 1,000円
会場アクセス: カワイ表参道 3階Aスタジオ

〒150-0001 東京都渋谷区神宮前5-1
東京メトロ表参道駅 A1出口すぐそば
Tel: 03-3409-2511, Fax: 03-3409-2598
会場地図→http://shop.kawai.jp/omotesando/access/

聴講申込方法:
JSSPM 日本スペインピアノ音楽学会 事務局へ、『お名前/電話番号/メールアドレス/会員・非会員の種類』を明記の上、郵送・Fax・E-mail のいずれかの方法にてお申し込みください。
聴講料は、当日受付にてご精算ください。
やむなく欠席される場合は、開始30分前までに必ずご連絡くださいますようにお願いします。無断欠席される場合は聴講料を申し受ける事もありますので、ご注意ください。

JSSPM 日本スペインピアノ音楽学会事務局
〒176-0002 東京都練馬区桜台 3-48-10-503

Fax: 03-3994-7733
posted by 学会 at 00:00| Comment(0) | 講座