2020年08月15日

JSSPM第58回オンライン例会 2020年8月23日(日)「デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)の円熟期の作品《セルダーニャ》(全5曲)におけるアルベニスからの影響について」担当:深尾由美子

2020 年 8 月 23 日(日) 17:00〜18:00 @オンライン配信 zoom meeting

テーマ:《デオダ・ド・セヴラック(1872-1921)の円熟期の作品《セル ダーニャ》(全 5 曲)におけるアルベニスからの影響について》
担当:深尾由美子(当会正会員)

フランス近代の作曲家セヴラックは、1896 年、パリに設立されたばかりのスコラ・カントルム音楽院でダンデ ィやシャルル・ボルドらから指導を受けると同時に、この音楽院に集まったアルベニスを始めとするスペインの 音楽家たち、さらにドビュッシー、デュカ、フォーレ、シャブリエといった当時のフランス音楽を代表する音楽 家たちとの交友関係を持ち、彼らから多くの刺激を受けて創作をおこないました。

なかでもアルベニスは、セヴラックに最も大きな影響を与えた作曲家でした。

そのことは、セヴラックの《セルダーニャ》、《夾竹桃の下で》といった円熟期から最晩年の作品のなかにはっ きりと見て取ることができます。

アルベニスは 1898 年 1 月から約 6 か月間、スコラ・カントルム音楽院のピアノ科教授エドゥアルド・リスレ ールの代講教員として、セヴラック他の若い音楽家たちにピアノを教えました。アルベニスはセヴラックの才能 と即興演奏の腕前を高く評価し、いつしか二人は師弟関係を越えて親しい友人となり、この友情はアルベニスが 亡くなるまで続きました。

アルベニスは、セヴラックが南仏ラングドックの故郷からインスピレーションを得て《ラングドック地方にて》 (全5曲、1903-04)を作曲した、その「姿勢」に感化されて《イベリア》(1905〜08)の作曲を決意しました。 そしてセヴラックは、アルベニスの《イベリア》に感動し、大きな影響を受けて《セルダーニャ》(1908-11)を 作曲しています。

今回は、セヴラックの《セルダーニャ》のなかに見られる、「アルベニスの影」と、アルベニスを通して喚起さ れたイベリア半島の歌とリズムの受容についてお話させていただきます。
PDF にて資料を制作致します。当日までに協会からメール添付で配布予定です。

また、セヴラックの《セルダーニャ》の楽譜は imslp の以下のサイトより入手可能です。

http://conquest.imslp.info/files/imglnks/usimg/5/5e/IMSLP06080-Severac_-_Cerdana_(piano).pdf

お申し込みの会員の方に、当日の例会オンラインのための招待リンクをお送りします(ZOOM を予定)。オンライ ン例会については、会員のみ対象の非公開例会となりますので、ご興味がある方は、この機会にご入会くださ い。ご入会については、公式サイトをご覧ください。
posted by 学会 at 14:06| Comment(0) | 講座
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