日本スペインピアノ音楽学会(JSSPM)
2021年8月22日(日)16:00〜17:00 第69回オンライン例会
アルベニス作曲《ナバラ》
マラッツの書簡と手稿譜による研究と演奏の一考察
担当:上原由記音(当会会長)
1)アルベニスについて
2)マラッツとの書簡 ナバラの作曲当時の状況について
アルベニスにとってのナバラとは?
3)ナバラ分析
4)手稿譜をもとに春秋社版校訂報告
5)演奏への一考察
アルベニス作曲《ナバラ》は12曲から成る大作《イベリア》の一曲として作曲し始めましたが、納得がいかないアルベニスはこの作品の代わりに〈へレス〉を作曲し《イベリア》に加えました。そして結局、《ナバラ》は未完に終わりました。
アルベニスが《イベリア》を本当に弾いて欲しかったのはピアニスト、ホアキン・マラッツでした。そのマラッツの書簡から作曲時の状況やアルベニスの想いを探り、またアルベニス自身の手書き譜が反映されていない楽譜が多く出回っている現在、アルベニスの手稿譜をもとに出版社2社の校訂報告と演奏方法について考えてみたいと思います。
講座は、楽譜をお持ちでない方でもご参加になれます。もし、楽譜をお持ちの方はご用意くださいませ。
スケジュール:2021年8月22日(日)16:00〜17:00
ZOOMオンライン/参加費:無料(JSSPM会員対象)
2021年08月17日
JSSPM第69回オンライン例会 2021年8月22日(日)「アルベニス作曲《ナバラ》 マラッツの書簡と手稿譜による研究と演奏の一考察 」担当:上原由記音
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