2024年05月07日

JSSPM第102回例会 2024年5月19日(日)「中南米のピアノ曲に親しむ第4回:ピアニスタとピアネイロ〜ブラジルの2種類の職業ピアノ演奏家について、その19世紀後半から現在までの歴史」担当:官川薫

【JSSPM第102回例会〈中南米のピアノ曲に親しむ第4回:ピアニスタとピアネイロ〜ブラジルの2種類の職業ピアノ演奏家について、その19世紀後半から現在までの歴史〉】例会(オンライン)

担当:官川薫(当会正会員)
スケジュール : 2024年5月19日(日)17:00〜18:00 例会+質疑応答
参加料 : 無料[JSSPM会員対象] *非会員の方は有料(1,000円)

ブラジルでは職業ピアノ演奏家の呼び方にピアニスタとピアネイロがあります。ピアニスタはクラシック音楽を主に弾き、音楽院で教職を務めるようなピアノ演奏家のことで、我々がイメージするクラシックピアニストとほぼ一致します。対してピアネイロは映画館、ダンスパーティー、結婚式や誕生日のお祝い、楽器楽譜店でのデモンストレーション演奏などで生計を立て、クラシックからポピュラーまで何でもその場で弾くピアノ演奏家を指します。歴史的に「ピアネイロ」という言葉は多くの場合(クラシック音楽界から見下して)軽蔑的な意味合いでした。しかしピアネイロは仕事の内容から初見・移調・即興・ポリフォニー・作曲などの高度な能力が必須で、それらはピアニスタに勝るとも劣らず秀でていたと思われます。そして何よりもピアネイロ達が作曲し演奏していたショーロなどのブラジル固有の音楽が、ピアノにおけるブラジル民族主義音楽の礎を作り、ピアニスタ達に大きな影響を与え、ピアニスタとピアネイロが融合した音楽が現在に至るブラジルのピアノ音楽の特徴となっています。例会ではこれらの歴史、ピアネイロの特徴的なレパートリーや演奏法を紹介いたします。ご参加をお待ちしております。(官川薫 記)

●当例会申し込みフォーム https://forms.gle/YuprDYiYhBwksgTLA
@Zoom招待リンクを受け取れるメールアドレス
A参加/アーカイブ希望の選択
Bアンケート回答(任意)
Cお名前
Dコメント欄 連絡事項等がありましたら記載ください。

●非会員様で例会にオンラインで参加ご希望の方へ
 *本フォームより申し込みされた上、参加費1000円を5月18日までに下記振込先へご送金ください。
 *当日の参加ではなく、アーカイブ配信の視聴(例会翌日から30日の期間限定)をご希望の場合は5月19日までの受付となります。

 重要(非会員様用):大変お手数ですが、参加申し込み後、振込完了したことを事務局メールアドレス(info.jsspm@gmail.com)宛にご連絡お願いします。
 振込先:ゆうちょ銀行 記号10080 普通口座 96586931  
   
●参加希望者の皆様(非会員様の場合、振込確認ができた方へ)へ、Zoom招待リンクを例会前日にお送りさせていただきます。なお、こちらから本フォームの申込後の確認メールは省略させていただきますので、当日午前中までzoom招待メールが届かない場合は事務局へメールでご連絡ください。

●最近、携帯メールアドレス(ezwebやsoftbankなど)に招待リンクやアーカイブなどをお送りすると不達として戻ってくることがあります。期日になっても届かない場合は、別のアドレスなどを事務局メールまでお知らせください。また、迷惑メールに入っている可能性がありますので、よくご確認ください)


どうぞ会員の皆様のご参加をお待ちしております。
posted by 学会 at 17:36| Comment(0) | 例会
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