フィデル・センダゴルタ
Mr. Fidel Sendagorta
駐日スペイン国大使 (名誉会員)
マドリッド出身
1984年スペイン外務省入省し、ラテンアメリカ外交政策総局 アンデス諸国担当課長就任。
1984〜8年 在日スペイン大使館 書記官就任、その後、在キューバスペイン大使館 書記官、国際協力・イベロアメリカ国務長官室 顧問、大臣室長補佐官、在モロッコスペイン大使館 文化参事官、 在ベルギー欧州代表団 参事官、外交政策局 次長、地中海担当特使、地中海・マグレブ・中東担当局長、在エジプトスペイン大使館 大使、スペイン・米国評議会財団事務局長、北米・アジア・太平洋地域局長、 ハーバード大学フェロープログラム、外交安全保障政策局 顧問、外交安全保障政策局長を歴任。スペイン国より Number Commander of the Order of Civil Merit、 Commander of the Order of Isabel la Católica、Commander of the Order of Civil Merit、Officer of the Order of Civil Meritを受賞、日本国からは旭日重光章 、瑞宝中綬章 を受賞。
レバノン共和国より Order of the Cedar, Grand Officer受賞。
フィデル・センダゴルタ氏からの学会へのメッセージ
http://www.exteriores.gob.es/Embajadas/TOKIO/ja/Paginas/inicio.aspx
ヘスス・ミゲル・サンツ・エスコリウエラ
Jesús Miguel Sanz Escorihuela
在京スペイン大使館文化参事官 (顧問)
1963年 マドリード生まれ、法学士、マドリード工科大学工学部卒業。1992年 スペイン外務省入省。1993年 在タンザニアスペイン大使館次席。1998年 在パリ経済開発協力機構スペイン政府代表部参事官。2003年 在北京スペイン大使館政治参事官。2011年 在ニュージーランドスペイン大使。2013年 在タイ欧州連合特命全権大使。2017年 スペイン外交官学校参事。2020年 在京スペイン大使館文化参事官。
http://www.exteriores.gob.es/embajadas/tokio/ja/paginas/inicio.aspx
ビクトル・アンドレスコ・ペラルタ
Víctor Andresco Peralta
インスティトゥト・セルバンテス東京 館長 (顧問)
マドリード・コンプルテンセ大学にて文献学学士号取得。翻訳家、文化記者。
25年に渡り『Letra Internacional』『ABC Cultural』『El País』紙などに執筆。
映画製作業界においては『Camino al andar』『Extranjeros de sí mismos』『Asaltar los cielos』『Alquibla』などの長編作品やシリーズ作の制作に携わる。
1994年Ruta de la Plataスペイン報道機関 最優秀記者賞、2003年著書『El rey del mundo』でSial/Nobelナラティブ賞受賞。
著書に小説『Los clavos del cielo』『A buenas horas cartas de amor』、またトルストイといった古典文学から現代作家ジュリアン・バーンズなどの翻訳を手掛ける。
2004年よりインスティトゥト・セルバンテスの館長を務めモスクワ、ミラノ、アテネ、ダブリンセンターを経て2022年9月より東京センター館長。
https://tokio.cervantes.es/jp/about_us_centre_spanish.htm
ラファエル・ゲーラ (顧問)
メキシコ出身。ピアノをホルヘ・フェデリコ・オソリオ、アルカディ・アロノフ、ウィリアム・ブラックに、室内楽をジェームス・トッコ、サンドラ・リバースに師事。マンハッタン音楽院卒業。オハイオ州立シンシナティ大学修士課程終了。ニューオリンズ・ピアノコンクール第1位、ニューヨークのコンサート・アーティスト・ギルドのファイナリスト、サン・アントニオ・ピアノコンクール委嘱作品最優秀賞受賞。1997年より活動の拠点を日本に移し、ソロリサイタルやオーケストラとの共演、室内楽など幅広い活動を展開している。自身のリサイタルでは、メキシコや中南米のピアノ作品もプログラムに組み込み紹介している。
マルコ・ファティケンティ (顧問)
英国王立音楽院ポストグラデュエート・ディプロマを首席で修了。修了時、成績優秀者に贈られる「Dip.RAM」賞受賞。在学中は同音楽院より学費免除、マイラ・ヘス奨学金、ゲオルク・ショルティ財団奨学金など多数の奨学金を得る。ホアキン・アチュカロ、及びクリストファー・エルトンに師事。
北米、欧州を中心にリサイタルピアニスト、そして室内楽奏者として活躍するかたわら、アジアを含む3大陸で20年以上にわたり後進の指導にもあたる。
キングス・カレッジ・ロンドンにて「20世紀初頭のスペインとカタルーニャ地方の演奏スタイルの美学」の研究で博士号を取得。
石田一志 (顧問)
1946年東京生まれ。現在、一般社団法人ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会長、一般財団法人東方学会学術委員。主要著訳書『シェーンベルクの旅路』(春秋社、芸術選奨文部大臣賞、ミュージック・ペンクラブ賞)、コープ『現代音楽』(共訳、春秋社)、『モダニズム変奏曲〜東アジアの近現代音楽史』(朔北社、ミュージック・ペンクラブ賞)、『戦後日本音楽史(上下)』(共著、平凡社)など。
http://www.musicpenclub.com/
服部洋一 (顧問)
青山学院大学文学部英米文学科卒業後、東京芸術大学音楽学部声楽科を経て、同大学院修士・博士課程修了。東京芸大在学中スカウトされて渡独、バイロイト祝典歌劇場にてヴァーグナーの楽劇5作品に出演。博士課程在学中、スペイン政府の招聘でスペインに留学(1988〜90)、帰国後もスペインの歌曲、オペラ(サルスエラ)を中心に演奏・研究を行う。テノール歌手及び指揮者として、国内はもとより台湾、シンガポール、マレーシア等でもコンサートに出演。東京音楽大学教授、東京藝術大学非常勤講師、琉球大学名誉教授、二期会スペイン音楽研究会講師。日本歌唱芸術協会理事。琉大ミュージカル代表。台湾SGI太平洋合唱団及び台湾鈴木協会(TSA)指導顧問。芸術学博士(音楽)。
椎名亮輔 (顧問)
東京大学大学院博士課程満期退学。ニース大学哲学科博士課程修了。東京大学助手、パリ第3大学講師、リール第3大学講師をへて、現在は同志社女子大学教授。著書に『音楽的時間の変容』(現代思潮新社)、『狂気の西洋音楽史』(岩波書店)、『デオダ・ド・セヴラック − 南仏の風、郷愁の音画』(第21回吉田秀和賞受賞)、『梨の形をした30の言葉』(以上、アルテス・パブリッシング)、訳書に、マイケル・ナイマン『実験音楽』(水声社)、ジャクリーヌ・コー『リュック・フェラーリとほとんど何もない』(現代思潮新社)などがある。
上原由記音 (会長)
J・フェヴリエ氏、A・デ・ラローチャ女史、C・ブラーボ女史に師事。スペイン政府文科省助成で「粋と情熱スペイン・ピアノ作品への招待」、CD「アルベニス作品集」を出版し4タイトル全てレコード芸術誌特選。キューバ共和国政府招聘でリサイタル、TVラジオ出演、国立芸術大学にてレッスン&講座を行う。ヨーロッパでも演奏&指導の他、ハエン国際ピアノコンクール審査員を務める。Iberia全曲、Goyescas全曲リサイタル開催。パリ・エコールノルマル音楽院を審査員奨励賞を得て修了。現在琉球大学名誉教授。 日本音楽学会、日本音楽表現学会、ミュージック・ペンクラブ・ジャパン会員。
http://yukine.music.coocan.jp/y/html/spain.html
下山静香 (副会長)
桐朋学園大学卒。99年度文化庁芸術家在外研修員として渡西。マドリード、バルセロナ(マーシャル音楽院)で研鑽。スペイン・中南米CDは『レコード芸術』特選、読売新聞「SOUND BOX」推薦、TOWER RECORDS推薦など評価を受ける。NHK「クラシック倶楽部」「ららら♪クラシック」「ぴあのピア」他に出演。イーストエンド国際ギターコンクール他で審査員。JML音楽研究所「スペイン音楽演奏講座」開講中。著書『まるごと1冊 スペイン音楽の本』『裸足のピアニスト』、ほか執筆多数、校訂解説楽譜3冊(アルベニス、グラナドス、ラテンアメリカ小品集)。桐朋学園大学、東京大学非常勤講師。
https://www.shizukagracia.com/
熊本マリ (理事)
王立マドリード音楽院、ジュリアード音楽院、英国王立音楽院に学び、英ニューポート国際コンクールにて故ダイアナ妃から授賞される。ソリストとしてチェコ・フィル、ベネズエラ交響楽団、ウィーン・フィルメンバーなどと共演。キングレコードより多数のCDがリリースされ、テレビ朝日「題名のない音楽会」でも取り上げられるなど高い評価を受ける。国内外でのコンサートのほか、神奈川県マグカル大使をつとめ、俳優とのコラボ、番組出演、執筆など多才な活動で幅広いファンに支持されている。大阪芸術大学・演奏学科教授。
http://www.marikumamoto.com/
濱口典子 (理事・事務局長)
武蔵野音楽大学大学院修了後、奨学金を得て渡西を重ね、Música en Compostelaアンドレス・セゴビア賞受賞、A.イグレシアス、M.カラ、B.ウリベ、J.コロン、J.ムニョスの各氏のもとで研鑽を積む。スペイン各地、中国、メキシコにてリサイタルを行う。日本に数少ないスペイン声楽のコレペティトールとして昭和音楽大学大学院のスペイン歌曲クラスやレッスンを行い、同大学の研究紀要にスペイン歌曲に関する研究を寄稿している。T.ベルガンサ、M.バーヨ、J.ムニョスの各氏のレッスン通訳やアテンドを行い、在日スペイン大使館、インスティトゥトセルバンテス東京等でのスペイン音楽演奏会も好評を博す。日西経済友好会理事。日本カタルーニャ友好親善協会・日本バスク協会・日本音楽表現学会会員。
https://www.musicaencompostela.es
高木洋子 (理事)
横浜市出身。10歳より4年間ブラジルのサンパウロで過ごし、アマラウ・ビエイラ氏らに師事。北鎌倉女子学園音楽科を経て、桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業。’96年よりスペインにてJ.M.クエンカ氏に学び、以降、スペイン音楽、中南米音楽を軸に演奏活動を展開。ギターとピアノの分野でも活躍し、マリア・エステル・グスマン他、多数の名ギタリストとの共演を重ねる。CD『スペイン音楽紀行』『天使のミロンガ』『クラベリートス』『ロルカ組曲』他、著書「スペインの風景〜音楽で彩る旅行ガイド」。洗足学園音楽大学院非常勤講師。
http://www.yoko-takaki.com
不破 友芝 (理事)
東京工業大学理工学研究科数学専攻修了。コンサルティング会社勤務。1998年よりHP「楽譜の風景」を運営。アルベニスの組曲『イベリア』譜例付解説等を公開。バロックから現代まで幅広く演奏。スペインものでは『イベリア』全曲等前晩年作品、モンポウ、ファリャ、グラナドスなどを演奏。譜読みしやすくなる記譜法color5を考案。協奏曲のソロ用編曲などを出版。雑誌「ショパン」記事執筆、商用出版楽譜校訂にも関わる。
http://iberia.music.coocan.jp/
日裏晶子 (理事)
東京音楽大学器楽学科ピアノ専攻卒業後、上原由記音スペイン音楽セミナー、女神湖ミュージックキャンプ・スペイン音楽セミナー(蓼科音楽祭)などで研鑽を積む。1999年リナーレスにてホセ・マヌエル・クエンカ氏より、2004年バルセロナで行われた『イベリア』講習会にてアリシア・デ・ラローチャ女史より教えを受ける。また、カルメン・ブラーボ女史にモンポウ作品を学ぶ。アルベニスとモンポウ作品でのリサイタルなどを開催。宮西裕美、上原由記音の各氏に師事。
西本夏生 (理事)
早稲田大学卒、東京藝術大学大学院修了。スペインにてカタルーニャ高等音楽院、カステジョン高等音楽院両修士課程を修了。第1回サン・ジョヴァンニ・テアッティーノ国際ピアノコンクール第1位、2015年マルタ国際ピアノコンクール第2位、第15回ホセ・ロカ国際ピアノコンクール第3位等、数多くの賞を受賞。作曲家ニコライ・カプースチンより、op.145、op.146の2曲を献呈されている。2020年には世界初録音となるCD「パスカル・ヒメノ/演奏会用リズムエチュード第1集・第2集」をALM Recordsよりリリースし、「レコード芸術」誌にて準特選盤に選出されている。
http://www2.furano.jp/natsuki/
青山瑠美子 (理事)
お茶の水女子大学文教育学部芸術・表現行動学科音楽表現コース卒業後、同大学院博士前期課程修了。アジア国際文化芸術フェスティバル金賞をはじめ、横浜国際音楽コンクールD.セヴラック賞、PIARAピアノコンクール全国大会第3位・ショパン賞ほか多数入賞。日本財団ランチタイムコンサート、ラ・フォル・ジュルネ丸の内等に出演。公共施設や博物館、病院など様々な会場における演奏活動を行う。横浜市鶴見区民文化センター・サルビアホールアートシーズン“風”および“月”レジデントアーティスト。
https://www.rumiko-aoyama.com/
比石妃佐子 (正会員)
京都芸大卒、常磐大学非常勤講師を経てザルツブルグ音楽大学、ハノーヴァー音楽演劇大学、ウィンタートゥル・コンセルヴァトワール卒。演奏家国家試験合格。アリシア・デ・ラローチャ、マスタークラス修了。全日本学生コンクール、マリア・カナルスコンクール入賞、ピアノ80国際コンクール優勝、アルベニス・メダル及び、バルセロナ公館長賞受賞。「イベリア組曲」、「ゴィエスカス」の校訂・解説付き楽譜を出版。全CDが、特選、準特選、ゴールドディスク等に選出される。「徹子の部屋」、「ららら♪クラシック」「アナーザ・スカイ」等出演多数。現在バルセロナを拠点に、各地でコンサート、マスタークラスを開催。
http://www.hisakohiseki.es
鈴木羊子 (正会員)
武蔵野音楽大学卒業、マーシャル音楽院スペイン音楽マスターコース修了。アリシア・デ・ラローチャ、カルメン・ブラボ各師に師事。THE ICE 2017にて浅田真央等のスケート選手達とピアノ生演奏で共演。CD「グラナドスピアノ」がスペインにてEnderrock賞を受賞。在バルセロナ日本国総領事館より、日西文化交流に貢献していることにより表彰を受ける。NGO団体の映像の作曲、演奏を担当。マーシャル音楽院非常勤講師、カザルス財団協賛ピアニスト。サグラダ・ファミリア教会奏楽者。バルセロナ在住。
http://www.yokosuzukipiano.com
川口成彦 (正会員)
第 1 回ショパン国際ピリオド楽器コンクール第2位、ブルージュ国際古楽コンクール最高位。フィレンツェ五月音楽祭や「ショパンと彼のヨーロッパ」音楽祭をはじめ欧州の音楽祭にも出演を重ねる。協奏曲では18世紀オーケストラ、{oh!} Orkiestra Historyczna、室内楽形式でロイヤル・コンセルトヘボウ管弦楽団のメンバーと共演。東京藝術大学/アムステルダム音楽院古楽科修士課程修了。第46回日本ショパン協会賞受賞。自主レーベルMUSISからCD「ゴヤの生きたスペインより」を発表、大好きなスペイン音楽の演奏も精力的に行なっている。Foto por Fumitaka Saito
https://naru-fortepiano.jimdofree.com/
内藤晃 (正会員)
東京外国語大学卒業。桐朋学園大学指揮専攻科目等履修生修了。ピアノ・指揮・執筆の多分野で活動。月刊音楽現代に「名曲の向こう側」を連載。訳書に、ゲレリヒ著「師としてのリスト」(音楽之友社、近刊)、校訂楽譜に「ジョン・アイアランド ピアノ曲集」(カワイ出版)など多数。CDに「Primavera」(レコード芸術特選盤)「言葉のない歌曲」(同準特選盤)があるほか、マリンバ吉川雅夫氏や作曲家春畑セロリ氏のCDでピアノを務めるなど、一流ソリストや作曲家からも厚い信頼を寄せられている。「おんがくしつトリオ」主宰。
http://www.akira-naito.com
藤本直美 (正会員)
幼少期より故E・F・ザイラーに師事し、武蔵野音楽大学在学中には故ハンス・グラーフ氏の指導を受ける。卒業後の1986年に行われたソロリサイタルで高い評価を得て、海上自衛隊音楽隊のソリストとして招聘される。2000年にはラントシュ・イシュトバン氏のマスタークラスに参加。2003年、全日本フランス音楽コンクールに入選。
その後「ゴイエスカス」「イベリア」を、いずれも一晩で全曲演奏するソロリサイタルを敢行。2014年には横浜国際音楽コンクール、翌年には長江杯国際音楽コンクールに入賞。
CD『GOYESCAS』『RENATUS』、配信アルバム『ERINNERUNG』など。
https://www.naomi-fujimoto.com
濱田吾愛 (正会員)
1964年神奈川県生まれ。幼いころより音楽評論家の父・滋郎の影響で、ジャンルを問わずさまざまな音楽に親しむ。立教大学英米文学科卒業後、音楽出版社勤務を経てフリーランスのライターとなる。2004年より東京芸術大学でスペイン音楽を講義。1993年よりエンリケ坂井氏にカンテを師事。各地でライブ活動を行うほか、スペインでシンポジウムや公演に参加、またギターコンクールの審査に携わる。2010年『物語で読むフラメンコ入門』出版。2011年カンテクラス開設。日本サルスエラ協会理事。Foto por Minori Kitamura
http://flamenco-sitio.com/letra/
深尾由美子 (正会員)
桐朋学園大学ピアノ科卒業後、フランスを始め欧州各地でピアノソロ及び室内楽の研鑽を積み、フランス国営放送をはじめとする数多くのコンサートに出演。リヨン国立音楽院室内楽科首席修了。現在、桐朋学園大学大学院博士後期課程に在学中。フランス近代の作曲家セヴラックの音楽と思想の研究から、「もう一つのフランス音楽史」を探求。キングインターナショナルからリリースされたCD「ピレーネの太陽」、「セヴラック、失われた時の音楽」は「レコード芸術」誌で≪特選盤≫に選ばれ、フランスでも絶賛された。
井澤友香理 (正会員)
東京藝術大学音楽学部楽理科、同大学院修士課程を経て、東京藝術大学大学院博士後期課程音楽文化学専攻 (音楽学) 3年次在学中。エンリケ・グラナドスの作品研究を中心に据え、現在は「19世紀末〜20世紀初頭のバルセロナ楽壇におけるエンリケ・グラナドスのカタルーニャ語舞台作品の意義」を研究テーマとしている。研究活動の一方、こよなく愛するスペイン音楽の魅力を広く伝えるための演奏会やイベントにも精力的に携わっている。
上野範子 (正会員)
桐朋学園大学卒業。聖徳大学SOA音楽研究センター、ゴーシュ音楽院、フリューゲル・ ザール音楽教室ピアノ講師。(公社)日本演奏連盟、(一社)全日本ピアノ指導者協会会員 。ナミ・レコードよりCD【グラナドス:ゴイェスカス】発売中。
遠山沙織 (正会員)
桐朋学園大学音楽学部卒業、同大学研究科修了。その後、東京芸術大学大学院修士課程を修了し、グラーツ芸術大学にてポストグラデュエートコースを終了。ベートーヴェン・フラデッツ国際音楽コンクール、シャビア国際ピアノコンクールで第1位を受賞する他、国内外多数のコンクールで優勝、入賞を果たす。オーストリア、イタリアの芸術祭でグラナドスのゴイェスカスを全曲演奏し好評を得る。
富永峻 (正会員)
F.ヴァンドシュナイダー、V.グラドコフに師事。音楽高校(スペイン)在学中より数々の国際コンクールに入賞、マドリード王立音楽院にてJ.ソリアーノに師事。フライブルグ音楽大学にて旧ソ連を代表する伝説的ピアニスト、E.ギレリスの直弟子F.ゴットリーブに師事。ドイツ、ロシア、ポルトガル、スペインの楽曲を映像を交えて紹介する活動も行う。卓越したテクニック、ヨーロッパでの豊かな音楽経験が授けた多彩な音色表現、完成度の高いポリフォニーは「今後のピアノ界において貴重な存在」と評される。シューマンとムソルグスキーを収録したアルバム”EUROPEAN HERITAGE”をリリース。
http://shuntominaga.org
根本英亮 (正会員)
桐朋学園大学音楽学部ピアノ科卒業、同研究科修了、その後、同大学声楽部会嘱託演奏員を務める。スペイン国際音楽コンクール最優秀賞。2006年3月、バルセロナにてアリシア・デ・ラローチャ、カルメン・ブラーボ(モンポウ夫人)の両女史のレッスンを受ける。これまでにピアノを市毛景子、木村徹、上原由記音、若林顕の各氏に師事。DPICエンターテイメント所属アーティスト。CD[リスト:巡礼の年 第2年「イタリア」全曲]をリリース。
三木蓉子 (正会員)
東京藝術大学音楽学部附属音楽高等学校、同大学器楽科ピアノ専攻を経て、同大学大学院室内楽科修士課程修了。カタルーニャ高等音楽院修士課程修了。 第1回ヴァレッタ国際コンクール第1位。第24回市川市新人演奏家コンクール優秀賞受賞。第3回ロシアンピアノスクール選抜演奏会に出演。 これまでにピアノを金井玲子、中山靖子、迫昭嘉、藤井一興、ピエール・レアク、室内楽を松原勝也、オルガンを坂戸真美の各氏に師事。
辻貴子 (正会員)
昭和音楽大学音楽専攻科修了。ウィーンにてイエンナー教授による秋季講習会を受講。スペインにてアリシア・デ・ラローチャ氏のスペイン音楽講習会に参加。横浜にてソロリサイタルを開催。現在、昭和音楽大学附属音楽・バレエ教室にて後進の指導にあたっている。上原由記音氏に師事。
木操 (正会員)
1972年東京生まれ。武蔵野音楽大学ピアノ科卒業。 全日本演奏家協会主催推薦コンサートに出演。PMAマスターコース修了。 音楽教室講師、尚美学園大学声楽部伴奏助手を経て、現在道灌山学園保育福祉専門学校講師。全国大学音楽教育学会会員。ピアノを上原由記音氏に師事。
官川薫 (正会員)
順天堂大学医学部卒。医師。2001年よりHP「中南米ピアノ音楽研究所」を運営し、中南米18カ国の計180名以上の作曲家のピアノ作品の解説等を公開。また中南米各国のピアノ曲を世界初録音も含め幅広く演奏している。『セルバンテス キューバ舞曲集』(ヤマハミュージックメディア)の楽譜校訂・解説を行う。
http://pianolatinoamerica.org/
宮内晴加 (正会員)
関西学院大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(芸術学)。ドメニコ・スカルラッティ、アントニオ・ソレールの鍵盤ソナタを中心に、18世紀スペインの鍵盤作品の研究を行う。現在、京都女子大学、関西学院大学、奈良教育大学、兵庫大学短期大学部非常勤講師。日本センチュリー交響楽団などのプログラムノートも執筆している。日本音楽学会、関西楽理研究会会員。
宮尾幹成 (正会員)
1979年、東京生まれ。東京大学卒業。学生時代は「東京大学ピアノの会」に所属し、アルベニス、トゥリーナ、モンポウ等の作品演奏に取り組む。主要ピアノ作品に《中村八大頌》《オリヴィエ・メシアンの墓への小品》《Elise Takes Five》《居酒屋ラグ》《「明治チョコレート」によるカプリッチョ》《ベートーヴェンのピアノ協奏曲第1番第1楽章のカデンツァ(「サザエさん」テレビ放送50年記念)》など。タイのプーミポン・アドゥンヤデール(ラーマ9世)前国王が作曲した楽曲の2台ピアノ編曲3点が、2017年7月にバンコクで演奏された。
カワイ音楽振興会 (協賛企業)
http://kawai-kma.com/